有機廃棄物の仕組み

ハザカプラントの有機廃棄物処理の仕組み

ハザカプラントの有機廃棄物処理は、廃棄物の混合、発酵槽(長さ100m、幅3m、深さ2mのレーン)への投入、1次発酵、液状廃棄物散布、2次発酵を経て発酵槽から搬出――というサイクルから成り立っています。この間、必要に応じてふるい機によりビニールなどの異物を分別します。そして堆肥として出荷または戻し堆肥として新たに搬入された廃棄物と混合しています。

都市生ゴミなどの発酵処理事例

Step1 廃棄物の混合

生ゴミ(袋のままでOK)

浄化槽汚泥

発酵処理後物(戻し堆肥)


廃棄物最大10m3(水分85%以下)と発酵処理後物を
合計20m3になるように混合します。

Step2 発酵槽に投入

混合したもの約20m3を発酵槽の投入口に入れます。


Step3 搬入翌日

 翌日朝には自然界から微生物が集まってきて、廃棄物中の有機物を分解する熱で湯気がたってきます。発酵が始まったのです。そこで、さらに発酵を促すため撹拌かくはん 機を1日に1回使い、4m分の廃棄物を後方に 鋤すき返しながら、全体として前方に動かしていきます。これにより廃棄物中に空気が送られ、発酵がより進みます。こうした作業を25日間、繰り返します。


Step4 発酵前期(1次発酵)

大きな固形物などは撹拌機による破砕や発酵分解によって細かくなっていきます。発酵温度は70―90℃に達します。この熱により大腸菌などの病原菌やウイルス、雑草の種子は不活化されます。


Step5 液状廃棄物散布による2次発酵促進(40―60m地点)

発酵中期(長さ100mのレーン中40―60m地点)になると、発酵熱による水分蒸発によって乾燥や、有機物分解による微生物の栄養源の枯渇により発酵が停滞する場合があります。そこでレストランなどの分離槽汚泥や飲料廃棄物、家畜の血液、し尿などの液状廃棄物を最大10m3散布します。


Step6 発酵後期(2次発酵)

ビニールや食品包装容器などに付着した食べ残しなどは微生物によって分解され、水分も蒸発してカサカサの状態になります。

Step7 発酵終了・搬出

乾燥してサラサラな堆肥になりました。それを搬出口を通して、下で待機しているトラックに積み込みます。



Step8 ふるいによる分別

必要に応じてふるい機によりビニールなどの異物を分別します。乾燥しているため、容易に分別可能です。回収したビニールなどの異物は、別途、焼却・埋め立て処分に回します。


「生命ある土」完熟堆肥ができ上がました。

それでは、ハザカプラントによって作られた堆肥は実際どのように活用されているのでしょうか。農業生産者インタビューページをご参照ください。