出来が早く、香りも良くなる

米(酒造好適米:山田錦)農家 佐藤さん| 宮城県



1994(平成6)年頃から約10年間ハザカプラントの堆肥を使用し、1998(平成10)年に「山田錦」の栽培を始めました。酒造りに用いられる山田錦は、そのほとんどが兵庫県で栽培されています。宮城県北部の山間部で栽培する事は絶対無理だといわれてきました。しかし、この堆肥を施肥したところ、見事に栽培に成功しました。
 当時、真似して栽培しようとした人もいましたが、できませんでした。このためこの地域ではできる訳がないと疑われ、等級も与えてくれないほどでした。そこで酒蔵に直売する事にしました。この宮城県産の山田錦を使用している酒蔵の方は、兵庫県産に比べて酒の出来が早く、香りも良くなると評価してくれており、通常よりも高値で購入してくれています。